愛と言う名の孤独

言の葉を紡いでいきます

ユーモア♫咄嗟に思いつく事

古い家の鍵!そう鍵穴のないのね!

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うちは町営住宅だったので、玄関の鍵が、古いタイプの横にスライドするタイプので玄関ドアに横長の郵便ポストが付いてたドアだった。

 

ある夜♫と言っても丑三つ時!真夜中の2時過ぎだったと思う。

母が、玄関の鍵のところがゴソゴソ言ってるから見てと怯えた様に私を起こし、2人で玄関に行ってみると!

なんと、郵便受けから針金を入れて横にスライドしてる鍵を引っ張って開けようとしてる者がいる!

 

「ドロボー♫」

2人とも心臓の鼓動はマックスとなり!すぐ様警察に電話し📞👮‍♀️!

「誰かが鍵を開けて入ってこようとしてます、もうすぐ鍵が開きます!😱」

警察官は「そのまま、電話切らないで受話器上げといて下さい」と。言われた通り電話はそのままにしといた。

母は、気が動転して!「包丁!包丁持ってきてぇえ!」※いきなり刺すんか?

もうそろそろ、針金が鍵を引っ張って玄関のドアが開く!😱

咄嗟に、私は、雨傘を開いて玄関側に向けた!

「ぎゃーあっ」悲鳴を上げたのは玄関のドアを開けた人だった!まさか、傘が☂️目の前でクルクル回っているとは!(◎_◎;)

受話器から警察官の声👮‍♀️!

「ダイジョーブですかぁ?」

傘の向こうから見えた顔は!酔いたんぼ状態の父ちゃんだった。

腰が抜けた私と母は、警察官に玄関開けた人は父親だったと言う事と真夜中に大騒ぎして申し訳ないと謝って受話器を置いた📞。!

普段は温厚で優しい父も酒を飲むと目も座り、グダグダ言い出す!そしてあろう事か!私らを

説教し始めた!

「鍵閉めとるとは、何事じゃ、ワシじゃワシじゃ、鍵の位置が分かるのは家の者だと言うことがわからんとはつまらん者じゃ!アンタらは!」と。酒の匂いをプンプン🍶させながら説教三昧!♫

※母に、もう少しで刺されるとこじゃったのに😱!

そして、父ちゃんは、私に、「傘を回すとはいい考えじゃが、傘の先が顔に刺さりそうになった」と、ムニャムニャ言い出して玄関で寝始めた!😱

そのまま、ほっといて、私と母は、部屋に戻り布団に入って落ち着いて寝た😴

 

昭和の頃は、一杯屋で飲んだくれて日頃のストレスを解消してるオヤジがいたよねと懐かしく回想した!

しかし、酔っ払いはいくら酔っててもちゃんと家に戻って来てたから感心してました♫

 

そんな父も私が28歳の時、54歳で急性心筋梗塞で倒れ、一命を取り止めましたが、のちの検査で末期の肝臓癌が分かり、闘病半年で永遠の眠りについた。

もし、心筋梗塞で亡くなっていたら、肝臓がんだったと言う事は私らにはわからなかっただろう。

お酒がとても🍶好きで陽気な父ちゃんだった。