愛と言う名の孤独

言の葉を紡いでいきます

自分に映る黒い影

どんな顔なのかどんな性格なのか?

ついてこないで!何処かに行って!

幾ら切り離そうにも自分の影だから♫

日陰で少し休憩する様に、

自分の影で休憩しても良いかしら?

何も答えない、だって自分の影だもの。

前や横に映る影は自分で見えるから良いわね!

 

後ろに映る影は、自分では見えないわ。

「後ろの正面だぁれ」

私の影はどんなだった?

「影なんて気にも留めなかったわよ。」

平気で踏んづけてたわと、笑いながら友は言う。

 

いつの日からか、私はもう1人の自分の黒い影を追い続けていた♫

 

自分なんて嫌い。

褒めるとこなんて何処にもない

顔もスタイルも性格も全然、良くないもん、黒い影の方が余程マシだわ。♫

だけど、好きな本を見て好きな音楽聴いて好きな洋服選んで会話も合わせようと、してる。

好きな事、楽しい事を探し始める♫

協調性だけは保てようとしてるのね。

そうやって今日も日が暮れる、

心配しなくても、影と話す事はない夜が来る♫